【テコンドーとは】

蹴り技がメインの格闘技で、日本の伝統武道で

ある空手道に類以した朝鮮半島の武道です。

その起源は約2000年前の高句麗時代とも言われ

ています。

スポーツ競技としては、2000年シドニー五輪

からオリンピック正式種目となり、日本では岡本

依子選手が銅メダルを獲得しています。

日本におけるテコンドーメジャー度はまだまだ

ですが、世界のテコンドー人口は既に7000万人

を超え、約190ヶ国が世界テコンドー連盟に

加盟しているほど、国際的には実はかなりホット

な競技です。

 

主な大会として、オリンピック、世界選手権大会

、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカ、

アフリカ、中東の6つの地域選手権大会が二年毎

に開かれるほかワールドカップ、世界学生選手権

大会、世界ジュニア選手権大会など、世界様々な

国で開かれ、昨今では日本国内でも熱い試合が

繰り広げられています。

国際スポーツとしてのテコンドー、武道としての
テコンドーと幅広いファンを集めている国際的に
人気の高い格闘技です。

 

【テコンドーの精神】

テコンドー5大精神「礼儀、廉恥、忍耐、克己、

百折不屈」…テコンドーは武道の為、精神性が

重要とされています。

礼に始まり礼に終わる武道の精神は、自分自身を

戒め、謙虚な姿勢であることを教えており、目上

の人に対する礼儀や、先祖、両親を大切にする心

が養われていきます。

テコンドーは自己を守る為に出来た護身術であり

他人への暴力的な振る舞いはご法度です。

日々の鍛錬により心体を鍛え、自己の完成に努め

ることが重要とされます。

オリンピック種目となり脚光をあびていますが、
この精神修養を目的とした武道である事を忘れて
はなりません。